震度が大きくてもマグニチュードはそうでもないとか
なんかよくわからないので調べてみました。
震度
震度は、どのくらい揺れたを表す数値です。
0~4、5弱、5強、6弱、6強、7までの合計10段階あり、
全国各地で4,000ヶ所以上ある「計測震度計」で計測した数値から換算されるものです。
気象庁震度階級表
震度階級 | 計 測 震 度 | 震度階級 | 計 測 震 度 |
---|---|---|---|
0 | 0.5未満 | 5弱 | 4.5以上5.0未満 |
1 | 0.5以上1.5未満 | 5強 | 5.0以上5.5未満 |
2 | 1.5以上2.5未満 | 6弱 | 5.5以上6.0未満 |
3 | 2.5以上3.5未満 | 6強 | 6.0以上6.5未満 |
4 | 3.5以上4.5未満 | 7 | 6.5以上 |
マグニチュード
マグニチュードは、地震が発するエネルギーの大きさを対数で表した指標値です。
震度は場所によってそれぞれ異なるが、マグニチュードは一つの地震に対して一つの数字しかなく、
震源から出るエネルギーの大きさによって決まるので、大きな地震ほど数字が大きくなります。
マグニチュードは地震のエネルギーを1000の平方根を底とした対数で表した数値で、
マグニチュードが 1 増えると地震のエネルギーは約31.6倍になり、
マグニチュードが 2 増えると地震のエネルギーは1000倍になる。
参考
Mj7.3 (Mw6.9):兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)(1995年)
Mj7.3 (Mw7.0):熊本地震の本震(2016年)
Mw8.3 (Mj8.0):十勝沖地震(2003年)
Mw8.4 (Mj8.0):南海地震(1946年)
Mw9.0:東北地方太平洋沖地震(2011年)
Mw9.5:チリ地震(1960年)(これ以上の規模の地震は発見されていない。)
M10.0:地球上で起こり得る最大の地震
つまり
マグニチュードは単純に地震の大きさで震度はその場所での揺れの数値となります。
マグニチュードが大きくて、震源が近いほど震度が大きくなる傾向になります。
音に例えるとわかりやすいかもしれません。
マグニチュード(音源の音量)
震度(その場所での音の大きさ)